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毛の話なら任せろ

まだ周囲が誰も永久脱毛にチャレンジしてない時代に、

「こんなん要らんに決まってる!!」

と判断し、当時は永久脱毛と言えばニードルしか無かったので、

1本1本

数十秒かけて

焼き殺す

という荒行に耐えたのだった。

当然、毛穴が1ツずつ真っ赤に火傷するのだが、

それを冷やす為の処置が別料金で高額だったので、

「一番安いので良いですぅー」

と頼んだら、

毎回、

ぺたっ。

と、

水で濡らして冷蔵庫で冷やしてたらしいタオルの御絞り

を、万歳した両脇に貼り付けられ、

情けなーい格好で毎回火傷跡を冷やしてから帰宅するのだった。

後日、TATTOショップ勤務のオネエサン(おばちゃんになりかけ)に、

「ニードル脱毛の方が刺青入れるより痛い」

と聞き、

ニードル脱毛のエステティシャンには、

「失神した人も居る」

と言われて、

確かにニードルは痛過ぎて背中に冷や汗びっしょりだった…

と懲りて、

さすがに下半身はIPLにした。

(・∀・)ノ…やあ。また会えたね。馬鹿だよ♪

元々、手足や指など他のパーツは元々ほとんど生えてないので、

今や頭髪と、

下半身にわずかの

カトチャンペ状態

が残るのみなのだが、

そのせいか、髪の毛の伸びるのが異常に早い。

一般的には平均で1ケ月に1cm伸びると言われていた時代があったのに、

どう考えても私は

その5倍速で伸びている。

それでやっと気付いた。

人間の本体は、毛根に支配されているのだと!!

その証拠に、

人間が死んで土葬にしたり

ミイラになったりすると

暫く勝手に髪の毛と爪が伸びるらしいのだ。

爪は角質層だけど、

髪の毛は、毛根が生きているので、

人間の身体は、

心臓よりも

脳味噌よりも

毛根が主役なんだと気付いた。

因みに気付いたのは昨日だ。

だから、髪の毛以外の毛を自ら率先して死に絶えさせてしまった私は、

その罪滅ぼしの為に、

今日も1日、

これからも毎日、

下手すりゃ死んでからも数日は、

頭髪の毛根様の為に、

栄養を与える目的で存在しているのだ。

そう。

私という存在は、

毛の

植木鉢に過ぎない。

すなわち、

天然で

見事な

スキンヘッドに

進化された方々こそが、

真実の最終形態としての

人間本体様なのである。

毛が生えている人々は全員、

実は毛根の支配下の植木鉢だ。

脱毛施術「やけどや痛み」症状