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腕時計と宝飾品

 機能的に同じようなものだから混同しがちだが、

 「高級腕時計」と「宝飾品」は、分けて考えるべきだ。

 基本的に、腕時計は、電池式のクォーツ時計。

 時間を知るために身につける道具であり、正確性といった実用性が重視される。

 それに対して、

 古典的なゼンマイと歯車で動く「宝飾時計」がある。

 これは、腕時計と同じものだと考えないほうがいい。

 宝飾品は装身具であり、ファッションアイテムだ。

 時間もわかる装身具なのだ。

 だから、実用性よりも美術的、芸術的な価値が優先される。

 単純に腕時計としての価値は、

 まず時間が正確にわかることが第一条件です。

 これには現状、電波時計式のクォーツ時計がベストです。

 次に実用性として、防水性能があること。

 生活上、水に濡れることがあるでしょうから、多少の水滴、流水、あるいは泳いでも大丈夫な防水があると、いちいち外さないで済むし、海水浴中でも時間がわかって便利です。

 一般的な腕時計の価値として、「できるだけ薄い」ほうが高級とされます。

 やはり身につけるものなので、できるだけ軽量で抵抗の少ないものが好まれます。

 実用性重視の巨大なダイバーズウォッチより、薄いファッショナブルな時計のほうが、パーティなどになじむでしょう。

 しかし、薄さと防水性能は反比例します。

 極薄腕時計をつけたままテニスをして、汗が中に入り「曇った」とクレームを入れるとかいう話がありますが、これは完全にユーザーが悪い。

 例えれば、ランドクルーザーで走破するような悪路を、低車高のフェラーリで走るようなもの。

  使い方が間違っています。

 そして、高級宝飾時計とは、

 スイスの手作り機械時計を指します。

 ロレックスは実用時計に近いですけど、正確性がクォーツと比べ物になりません。

 防水性能のある機械時計ということで、宝飾時計の中では実用性をうたってるけど、本気にしてはいけません。

 機会式時計は、定期的なメンテナンスが必要です。

 ロレックスも数年に一度、数万円かけてオーバーホールしないと、時間が合わなくなります。

 つまり、買った後も経費がかかります。

 宝飾時計は、あくまでも装身具なので、それなりの場に出る際に身につけるものです。

 これを日常的につけていて、みせびらかすのは、あまりスマートな行為ではない。

 装身具の値段でのマウンティングの意味もあるので、そういう世界で仕事をするのなら、ある意味必需品です。

 しかし、そうじゃない一般市民には、高級宝飾時計は縁がありません。

 500万円のロレックスをつけて、治安の悪い外国へ行くと、

 さらわれて手首ごと切り落とされます。

 ロレックスは換金性が高いので、日本でもうかつに路上で酔いつぶれると、強盗にあうでしょう。

 身分相応の装身具をつけることと、高い宝飾を身に着けたならそれなりの振る舞いと、行く場所を考えるべきです。

 

■【社会人意識調査】「高級腕時計」が欲しいですか?

(TOKYO FM + - 04月26日 12:10)