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特になし

翳り行く街をチクタク歩く。

囃立てる夕日がカレイドに咲く頃

冴ゆる毛並みを震わせてみる。

優しいその手

取り繕う笑顔に隠された

この意味が頬をなぞる。

「ホントだよ」

騙すのならば

その指先で触れてください。

哀れむのならば

目を背けないでください。

捨てるのならば

軽蔑してください。

醒めることのない夢は

まるで、花吹雪く一夜のようでした。

「ヘーキだよ」

でも

「ここにいるよ」

いつしか1人

そっと空を見上げ

零れる想いに浸るのでした。

「何もいらない」

望んだハズなのに。