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*視野いっぱいのセンス・オブ・ワンダー

今日は桜の見ごろでしたね。

今日は代休をとって、六本木へ。

新国立美術館

国立新美術館開館10周年 チェコ文化年事業

ミュシャ

2017年3月8日(水)−6月5日(月)

http://www.mucha2017.jp/

アルフォンス・ミュシャといえばアールヌーボーの画家として有名ですが、

今回の展示会の目玉はスラブ叙事詩20組の巨大な絵です。

とにかく、とにかく絵が大きい。

5〜6mほどのほとんど壁画のようなカンヴァス画です。

これが20枚もかかっているので迫力満点です!!

チェコポーランドブルガリアといったスラブ民族の歴史がテーマなんですが、

これがまたカッコいいんだな。

神や王や天使なんかが宙に浮いていたり、映画のチラシをとんでもなく大きくしたような

センス・オブ・ワンダーに満ち溢れているんだな。これが。

普段は音声ガイドは借りないのだけれど、今回ばかりは借りました。

日本でいえば、源平合戦の絵とか、関ヶ原の絵みたいなものなので、

解説がないと絵のテーマを理解できず、あまり楽しめないから。

絵が大きいだけあって、絵の中に数多くのドラマが描かれています。

解説もそれほど詳しくはないのだけれど、解説以上のドラマが書き込まれていることが

絵を見れば良く分かります。

一つの絵を何分も見ていて飽きないのだな。

絵の構図レイアウト、どの絵にも必ずハイライトでスポットの当たる印象的な構成。

最後の5枚だけは写真撮影が許されています。

全体を見てもディテールを見てもカッコいい。

その他の絵も上記HPに出ているので是非。

でも、これは視界一杯まで広がる迫力のある絵を直に見ないとわからないかも。

プラハへ行かないと20枚をまとめてみることが出来ないそうです。

いやあ、久しぶりに手放しで人に勧めたくなる展示会です。

もしも、いかれる時には双眼鏡をお持ちされることを勧めます。

高さ6mもあるので、上の方がよく見えないんだな。

今回の展示会で思ったのは、

ミュシャが日本のイラストレイターやマンガ家に与えた影響。

SFの表紙を書いていた生頼範義やK・G・ヤナセの作品は

正にこの影響が大きいのではないかな。

ミュシャの絵を見ていると、そういう意味で非常に懐かしさを感じます。

もともとのアールヌーボーの絵やリトグラフも、美少女ものだしね。

実際、彼の習作を見ていると、現代日本のアニメ―タ―の作品?みたいなものも

少なくありません。

いやぁ、これは本当におススメ。